ゲーミングPCのおすすめ

【3分でわかる】ゲーミングマウスにおけるDPIとは?感度との関係も解説!

こんにちは!マウス大好きシルバー( @game_chu_s)です。

マウスを選ぶときに「DPI」という用語が嫌というほど出てくると思います。

シルバー

DPIの説明は難しくて分かりにくい…

そこで本記事では「マウスにおけるDPIとは?」について解説します。

この記事の監修者
マクリン

ガジェットブロガー

マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。ガジェット・家電のレビューサイト「マクリン」を運営しています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動。株式会社makuri代表。プロフィール詳細

本記事のリンクには広告がふくまれています。

ゲーミングマウスのDPIとは?誰でも分かるように解説!

DPIとは「dots per inch」の略で「マウスを1インチ(約2.5cm)移動させたときに、モニター上でマウスポインターが何ドット動くか」を示す数値です

これだけは全く意味が分からないと思うので、ここからさらにかみ砕いて説明していきます

まず、モニターの画面は以下のようにとても小さい点(ドット)の集まりになっています

モニター ドット

実際は肉眼ではあまり分からないほど小さいですが、とにかくモニターの画面はこのドットの集まりです

例えばマウスのDPIが1600dpiだとすると、マウスを1インチ(約2.5センチ)動かすとマウスポインターが1600ドット動くということになります

マウスのDPIが1600dpiだとすると、マウスを1インチ動かすとマウスポインターが1600ドット動く

では800dpiなら?マウスを1インチ(約2.5センチ)動かすとマウスポインターが800ドット動くことになります!

つまり、DPIが高くなるほど、同じマウスの動きでもモニター上のマウスポインターが多く動くことになるのです

シルバー

少ないマウスの動きでマウスポインターが大きく動くってことですね!

さらに、DPIによる変化はそれだけではありません

1600dpiの時も800dpiの時も、マウスは同じ1インチしか動いていません。なのに前者は1600ドット、後者は800ドット動くということは前者のほうがよりたくさん情報が送られているのが分かりますか?

分かりやすくいうと、

1600dpiのときはマウスが1インチ動く間に、マウスがパソコンに1600回も「動いたよ!」と伝えています

対して800dpiのときは、マウスがパソコンに800回だけ「動いたよ!」と伝えています

この、情報量の多さこそがDPIが高いことの大きなメリットになります

情報量が多いということは、マウスを少し動かす度に情報がパソコンに送られるわけですからマウスの細かい動きをパソコンに伝えることが可能です!

DPIとは?のまとめ
  • DPIとはマウスを1インチ(約2.5cm)動かしたときにモニター上のマウスポインターが何ドット動くかを表したもの
  • DPIが大きいと、少ないマウスの動きでモニター上のマウスポインターを大きく動かすことができる
  • DPIが大きいと、情報量が大きくなるためマウスの細かい動きをパソコンに伝えることができる

さて、DPIのことがなんとなく分かったところで、次にDPIと感度(センシ)の関係を見ていきたいと思います

ゲーミングマウスのDPIと感度(センシ)の関係

シルバー

DPIが高い=ハイセンシだと思っている人はいませんか?

僕も最初はそう思っていたのですが、実はそうではありません

ハイセンシといっても、

  • DPIを高くして、ゲーム内感度を下げるハイセンシ
  • DPIを低くして、ゲーム内感度を上げるハイセンシ

この2つがありますよね

一体どちらがいいのでしょうか?

一概には言えないのですが、どちらかと言えば

「DPIを高くして、ゲーム内感度を下げるハイセンシ」の方がマウス操作の精度が高くなります

どういうことか、例を用いて説明していきます!

ここでは分かりやすく、900dpiの場合と450dpiの場合を使って考えていきます!

900dpiと450dpiでそれぞれゲーム内の振り向きを5cmに設定したとします

振り向きとは
マウスを「何cm横に移動すれば、ゲーム内で180度後ろを向くことができるか」という数値です

では900dpiと450dpiで振り向きを5cmにしたときにどうなるかを見ていきましょう。

ゲーミングマウスのDPIを900dpiにした場合

900dpiとはマウスを1インチ(約2.5cm)を動かしたときにモニター上のマウスポインターが900ドット動くということでしたね!

振り向きが5cmの場合、振り向くためにはマウスを約2インチ動かすことになります

マウスを2インチを動かせばDPIが900dpiなので、マウスは「1800ドット動いた!」と認識します

そこでゲーム内では「1800ドット動いた!」という情報を「180度振り向く」という情報に変換します

ということは180÷1800=0.1という計算で「マウスが1ドットの動きを認識するあたりに、何度ずつ振り向くか」という数値が出ます

それが0.1ということは、

「900dpiでは0.1度ずつ振り向くことできる」ということになります

ゲーミングマウスのDPIを900dpiにした場合、0.1度ずつ振り向くことできる

次にマウスのDPIを450dpiにしたときはどうでしょうか

ゲーミングマウスのDPIを450dpiにした場合

450dpiの時も振り向きが5cmの場合、マウスを2インチ動かすことになります

ドットでいえば900ドットですね

マウスが「900ドット動いた!」と認識した情報をゲーム内では「180度振り向く」という情報に変換します

900dpiの時と同じように180÷900=0.2という計算で「マウスが1ドットの動きを認識するあたりに、何度ずつ振り向くか」という数値が出ます

それが0.2ということは

「450dpiでは0.2度ずつ振り向くことができる」ということになります

ゲーミングマウスのDPIを450dpiにした場合、0.2度ずつ振り向くことできる
  • 900dpiで振り向き5cmのときは0.1度ずつ振り向くことができる
  • 450dpiで振り向き5cmのときは0.2度ずつ振り向くことができる

ということは高DPIのほうが少しずつ振り向くことができる(細かいマウス操作ができる)ということになりますよね?

これがDPIと感度(センシ)の関係になります!

シルバー

DPIのことがなんとなく分かってきた気がしませんか?

ではDPIをできるだけ高くすればいいのかというとそういうことでもありません

ゲーミングマウスのDPIは高ければいいのか?低ければだめなのか?

この計算で行くと90dpiになると1度ずつしか振り向けません

1度ずつカクッカクッとしか振り向けなくなってしまいます

だからといってDPIを高くしすぎると、自分はマウスを動かしてないつもりでも、マウスが微細な動きを捉えすぎて意図しない操作が起こってしまうことがあります

さらに高すぎるDPIでマウスを操作すると、マウスのセンサーがマウスの動きを正確に読み取れないということも…..

シルバー

じゃあどのくらいにすればいいの?

そこで次にゲーミングマウスのおすすめのDPIについて紹介します

ゲーミングマウスのおすすめのDPIは?

FPSゲームのプロ達はDPIを1000程度にしていることが多いです

なのでDPIはそこまで気にせず1000程度にしておいて、振り向きをゲーム内感度で調節するのがおすすめです

さらに、ローセンシを好む人にとってはあまりDPIを気にする必要もありません

「フォートナイト」の大会で何度も優勝しているTfueというというプレーヤーも400dpiで振り向きも25cm程とかなりローセンシです

ここらへんは好みによるのであまり気にせずに自分に合った感度を見つけてほしいと思います!

一つアドバイスをするとなると、プロゲーマーはローセンシが多いです

ローセンシの方がAIM(照準を敵に合わせること)が安定すると言われているので迷って決められないという方はローセンシでいきましょう!

シルバー

自分にあったDPIを選べるといいですね!

ゲーミングマウスにおけるDPIとは? | まとめ

本記事では「【超分かりやすく解説】ゲーミングマウスにおけるDPIとは?感度との関係も解説!」について書きました!

DPIは詳しく理解する必要はあまりないと思いますが、大体の意味は知っておくと何かと便利です

この記事で書いてあることを参考にして、ぜひ自分に合った感度を見つけていただければと思います

またこちらの記事で「おすすめのゲーミングマウス」を紹介しているのでぜひご覧ください!

本当におすすめのゲーミングマウスを選び方と合わせて紹介

どうも、シルバー( @game_chu_s)でした!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です